子育ての悩み

【第3話】子どもの付き添い入院の実態~ママたちを助けて!小児病棟に保育士の配置を!~

こんにちは、ままゴンです。

2人目の子どもが1歳になってすぐに、人生で初めて子どもの付き添い入院を経験しました。

「24時間の付き添いを」

当たり前のようにいわれたそのひと言

しかし実際に付き添う親は本当に大変でした。自由な時間や心休まる時間はほぼ皆無。

今までこの現状が問題になっていないのが不思議なほどでした。

子どもに付き添うママは疲弊しきってもいいのか?

子どもは病気と戦っているんだから、親もぎりぎりまでがんばるのは当然??

そんなのおかしい!!

なかなか声を挙げられないママたちの苦悩を少しでも知ってほしい

そんな願いを込めて、「付き添い入院」が必要な小児病棟に対し、もっと改善すべきでは?と感じたポイントをまとめていきます。

▼▼今回の記事は第3話です。第1話、第2話はこちらからどうぞ(全3話)▼▼

 

乳幼児の入院  24時間付き添いは想像を絶する大変さ

「24時間付き添い入院」

なんとなく大変そうだな~とは思っていましたが、実際は想像をはるかに超える現実がありました。

ママたちに自由はなし!トイレにもいけない現実

点滴や医療機器につながれた子どもは、少しも目を離すことができません。

ちょっとでも目を離すと、コードや点滴の管が首や手足にからまってしまうリスクがあるからです。

ママがトイレに行くだけで、必死になって後を追いかけようとする子ども

コードのことなんておかまいなし、エラー音は鳴りっぱなし。

付き添いママは自由にトイレすらいけません。

24時間付き添いなのに 食事もお風呂も自己責任

「24時間付き添い」が原則なのに、付き添い者の存在は無視されているかのような体制

病院食も出なければ、シャワーさえ原則利用不可。

食事はみなさんコンビニや売店で買って食べてます、シャワーはできれば自宅で入ってください、と。

24時間付き添いなのに?いつどうやってコンビニに行けばいいの?

みんながそうしてるから、なにも変えなくていいの?

ベッドなんてありません 小児ベッドで添い寝の日々

付き添い者用のベッドはありません。小さい小児用ベッドで添い寝が基本。

添い寝といっても、子どもの寝返りのたびに点滴の管を気にしなければなりません。

夜間に見回る看護師さんの気配で目も覚めます。

▼▼くわしい体験談は第2話からどうぞ(全3話)▼▼

 

本当にこのままでいいのか?胸に抱いた疑問

24時間の付き添い中、食事・トイレ・お風呂・睡眠

生活するうえで基本的なことさえ自由にできません。

気の休まる時間なんて、まったくありません。

本当にこのままでいいのか?

家族の問題ではなく、社会的な問題として、現状を変えていく必要があるのではないか?

そんな疑問で胸がいっぱいになりました。

ママたちを助けて!保育士が圧倒的に足りない現実

小児病棟には保育士が常駐していることがあります。

が、圧倒的に足りない!!

今回お世話になった病院では、平日のみ1名の保育士が配置されていました。

たった1名の保育士さんだけで、小児病棟全体のフォローをする体制。はっきりいって無理がありますよね。

看護師さんから受けた入院説明でも、

看護師

保育士はいますが、1名のみなのでご希望に沿った対応ができるとは限りません。

ままゴン

え?では、どうしたらいいんですか?

看護師

ご家族でどうしても対応できないときだけ利用する感じで。事前に利用したい時間を相談してください。

ままゴン

・・・わかりました。

ままゴン

それって、なるべく頼るなってことだよね?

こんな感じでした。

こんなこと言われたら、コンビニに行きたいとか、トイレに行きたいなんていうタイミングで利用することはできないですよね。

正直、なんのための保育士??って思いました。

実際、今回の入院中に保育士さんの姿をみることすらありませんでした。

小児病棟に保育士の配置を!

もっと小児病棟にたくさんの保育士を配置していれば、このようなことは解決できるのではないか。

夜間は家族が対応するにしても、日中は家族と保育士がもっと密に連携できる体制が整っていてもいいのではないか。

病棟保育士・医療保育士と呼ばれるこの仕事は、そもそもの採用枠が少ないのが現状です。

参考:病棟保育士・医療保育士とは?なりかた&魅力教えます!

しかし、付き添い家族にとってとてもニーズの大きい存在であることは間違いありません。

病棟保育士の配置拡大が広まり、付き添い家族が当たり前のように頼れる存在ができれば、ママたちの負担はぐっと軽減するはずです。

ママたちが今よりももっと笑顔で、子どもたちと向き合えるようになるはずです。

ナースコールではなく「保育士コール」を作ろう!

病棟保育士の配置を拡大し、ママたちが罪悪感なく保育士さんに頼れる環境になってほしい。

なにか特別なことがなくても、

「外の空気を吸いたい」「コーヒーを一杯飲みたい」

そんな理由でも、保育士さんに頼ったっていいじゃないか。

病気や体調のことではなく、入院中の子どもとの向き合い方を相談できる存在があっていいじゃないか。

 

ナースコールと同様に、「保育士コール」をつくれば、ママはもっと手軽に保育士さんに頼れる!

「保育士コール」を当たり前の存在にし、付き添い家族だけが重い荷物を背負う今の現状をぶっ壊したい!!

 

たとえこの声は小さくても、声をあげなければ伝わらない

この想いに少しでも共感してくださる方がいれば、ぜひ拡散をお願いします。

声をあげる余裕もなく、今もがんばり続けるママたちがいます。

そんなママたちを助けて!!

子どもが頑張っているからこそ、ママも笑顔で過ごせる環境に

今回は【子どもの付き添い入院の実態~ママたちを助けて!小児病棟に保育士の配置を!~】をお届けしました。

子どもの入院って、できれば経験したくないものですよね。

子どもが苦しむ姿を目にする、それだけでママ・家族の心は苦しくなります。

そんな中、24時間ひと時も休むこともできないのが「付き添い入院」の実態です。

 

子どもが病気やけがと闘い、がんばっているからこそ、ママには笑顔でいてほしい

ママが少しでも笑顔で過ごせる環境になってほしい

これが、実際に「付き添い入院」を経験して感じたことです。

 

今回の記事が、病院の体制そのもの、病棟保育士への待遇そのものを見直す機会になることを願って

 

▼▼今回の記事は第3話です。第1話、第2話はこちらからどうぞ(全3話)▼▼

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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