妊娠・出産

でき婚は後悔する?離婚率は?でき婚カップルが円満に過ごす3つの極意

「でき婚」「授かり婚」を公言する芸能人も増えていますよね。

その一方で、どうしても「離婚」や「失敗」「後悔」といったネガティブな印象を持つ方も少なくないでしょう。

また、テレビ越しでは何も感じなかったはずが、自分が当事者になった途端、不安がどんどん大きくなってしまうことも……。

 

でも大丈夫!でき婚だって、幸せに暮らしている家族はたくさんいます!

私もその中の1人。

もうすぐ結婚7年目に突入するし、かわいい2人の子どもも元気いっぱいに成長しています!!

 

そこで今回の記事では、「できちゃった結婚」や「授かり婚」に不安を感じている方へ向け、

  • 「でき婚」は離婚率が高い
  • 順番を間違えると後悔する
  • 幸せになれない

こんな偏ったイメージが浸透する原因と、そんなものを吹き飛ばして円満に夫婦生活を送るための3つの極意をお伝えしていきます。

「できちゃった結婚」は離婚する?!でき婚の割合と離婚率

まずはじめに、不安の根源ともいえる「でき婚」と「離婚(離婚率)」の関係をチェックしておきましょう。

「でき婚」夫婦の割合は意外と高い!

厚生労働省のデータによると、若い世代ほど「できちゃった結婚」の割合は高く、10代~20代前半では半数以上の夫婦が「できちゃった結婚」をしているという結果が出ています。

 

※画像引用:厚生労働省「平成22年 出生に関する統計の概要」より

 

30代でも10組に1組は「できちゃった結婚」という時代。

ネガティブなイメージを抱きがちですが、これも「結婚」につながるひとつのカタチであり、胸を張っていいんです!

大切なのは「できちゃった結婚」という結果ではなく、そこから始まる長い長い結婚生活ですからね。

気になる でき婚の「離婚率」は?

残念ながら、でき婚の「離婚率」は高い!とよく耳にしますよね。

実際に統計結果をみても、10代~20代前半の離婚率は他の年代よりも高いのが現実です。

※画像引用:厚生労働省「離婚に関する統計の概要」より

ただし、この結果がすべてではありません。

特に若い世代では結婚に至る人数そのものが少ないわけで、全体の数が少ない分、数値が高くなってしまっているとも考えられます。

……とはいえ、離婚率が高いのは事実。

ではなぜ離婚に至ってしまうのか、「でき婚」カップルが後悔しやすい主な原因を深掘りしていきましょう。

「できちゃった結婚」で後悔しやすいポイント7選

離婚という悲しい結末を回避するためにも、「でき婚」カップルが後悔しやすい代表的なポイントを理解しておきましょう。

1.相手のことを理解しきれていない、知らない部分が多い

「でき婚」の場合、交際期間が短くなりがちです。その結果、

  • 相手の性格・結婚観
  • 金銭感覚
  • 子どもへの対応
  • 家族との距離感
  • 普段の生活でのだらしなさ

などなど、結婚する前に知っておきたいことを充分に理解しきれないまま、結婚生活が始まってしまいます。

その結果、一緒に生活する中でだんだんと相手のイヤな部分がみえてしまい、後悔してしまうことに……。

2.「恋人気分でいたい夫」と「親になりたい妻」

妊娠が判明すると、女性は自分の体型が変化していく中で自然と「母親になる覚悟」ができていきます。

一方で男性の場合は、「自分が父親になるんだ!」「家族を支えていくんだ!」という自覚を持つのに、時間がかかってしまうケースも多々あります。

中には覚悟が決め切らず、現実から目をそらしてしまう人も……。

  • 楽しい恋人同士の関係を求める男性
  • つわりや体型の変化に悩みながら「母」になろうとする女性

このお互いの温度差や価値観の違いも、すれ違いを引き起こす大きなポイントのひとつです。

3.経済的な問題に直面しがち

「交際、結婚、妊娠、子育て」という流れで出産に至る場合、結婚前後や妊娠までの期間を利用し、将来設計に向けて計画的に貯金することが可能です。

しかし「でき婚」の場合、夫婦2人で協力して貯金できる期間は妊娠期間のみ。

年代が若いほど収入面での壁にぶつかりやすく、より一層お金を貯めにくい状況に陥りやすくなります。

さらには妊娠期間、下記をはじめとする様々な出費を覚悟しなければなりません。

  • 検診や出産資金
  • ベビーグッズの準備
  • 学資保険への加入
  • 出産祝いへのお返し(内祝い)

出産からしばらくは共働きで家計を支える、というのも難しいため、結局まったく貯金できないまま子どもとの生活がスタートすることに……。

経済的に苦しい生活の中で、「こんなはずじゃなかったのに!」と後悔の感情が芽生えてしまうことにつながります。

4.結婚生活のスタートが理想とちがう

  • プロポーズでダイヤの指輪をもらいたい
  • 夜景のキレイな場所で「結婚しよう」と言ってほしい
  • ウェディングドレスは純白がいい
  • 新婚旅行は海外に行きたい

などなど、誰もが一度は想像するような「理想の結婚」ってありますよね!

しかし「でき婚」の場合、自分の理想とはちがうカタチで結婚生活をスタートすることになります。

理想が高ければ高いほど、理想とちがう現実に直面して後悔してしまうケースも……。

5.独身気分から気持ちを切り替えるのが難しい

年齢が若い夫婦の場合、周囲の友だちはまだ独身であることがほとんどですよね。

みんなで当たり前のように自由に旅行にいったり、飲み会に参加したり、合コンしたり、恋愛したり……。

そんな周囲の友だちをうらやましく感じ、孤独感に押しつぶされそうになる人が多いです。

そのうえ、どんなに苦しくても育児から逃げられない女性とは裏腹に、独身のときと変わらない態度で飲み会や旅行に行ってしまう男性も多々!

この結果、夫婦喧嘩やすれ違いの原因となり、不仲になってしまう可能性があります。

6.お互いの愛情を信じきれない

「でき婚」カップルがぶつかってしまう大きな壁のひとつが、お互いの「愛情と信頼」です。

できちゃった結婚は、赤ちゃんを授かったことがきっかけで結婚に至ります。だからこそ、

  • 赤ちゃんを授からなければ結婚しなかったの?
  • 私のことを本当に愛してくれるのか?私は本当に愛せるだろうか?

こんな不安が胸の中でいっぱいになり、疑心暗鬼になったり、お互いに素直になれずにぶつかり合ったりしてしまうことも……。

さらに不安がエスカレートすると、お互いを束縛しすぎてしまったり、ヒステリックになったりすることにもなりかねません。

結果として、お互いが「一緒にいて疲れる」なんていう悲しい関係になってしまうケースもあるのです。

7.責任の重さに耐えきれず浮気に走る

「でき婚」は男女問わず、自分の人生が大きく変化する「人生の岐路・ターニングポイント」です。

「命」という、大きな大きな責任を背負わなければなりません。突然の変化や、大きすぎる責任に対し、逃げ出したくなることだってあります。

そんな時、女性の場合はもう、自分のおなかに宿る命からは逃げられません。

しかし男性の場合、現実逃避が「浮気」という結果につながることもしばしばあります(芸能人のスクープなどでも、よく目にしますよね)。

 

「できちゃった結婚」だって、結婚です。

結婚すると決めた以上、他の異性に逃げることは許されません。

浮気はダメ、ゼッタイ。

 でき婚カップルが幸せになるための3つの極意

「でき婚」で後悔しやすいポイントをみてきました。

これらを踏まえたうえで、『幸せになるための3つの極意』をみていきましょう。

 お互いを認め合う努力を忘れない

先ほども述べましたが、「でき婚」では相手のことを理解しきれていない場合が多いです。知らなかったイヤな部分が見えると、後悔してしまうことももちろんあります。

しかし、知らなかった「良い部分」がみえることもたくさんあります!

 

「この人と子どもを育て、一生一緒に歩んでいく」と決めた以上、イヤな部分ばかりをみてしまうのはもったいないですよね。

  • お互いの「良い部分」を意識的に探すこと
  • お互い「イヤな部分」を許すこと

これを意識することで、夫婦生活でのすれ違いを乗り越えやすくなります。

もちろん、どうしても許せない部分はしっかりと話し合うようにしましょうね。

相手に理想を求めすぎない、押し付けすぎない

「でき婚」は、さまざまな変化が一気に訪れます。

独身から既婚者へ。恋人から夫婦へ。子どもから親へ。

この大きな変化に戸惑うのは当然のことで、この変化を受け入れるには時間がかかることももちろんあります。

特に男性の場合、いきなり父親としての自覚をもて! というのは、なかなか難しかったりします。

 

また、男性が家事育児に参加することが徐々に当たり前のようになってきている中で、「理想の夫」や「理想の父親」を相手に求めすぎてしまう、という危険性もはらんでいます。

求めすぎたり、押し付けすぎたりしてしまうと、相手との「心の温度差」のようなものを感じ、傷ついてしまうことになりかねません。

「戸惑って当たり前だし、ちょっとくらい現実逃避して当たり前」程度の気持ちでいた方が、精神的に楽だったりします。

 

逆に男性側は、女性の戸惑いや焦りを理解する必要があります。

女性は自分のおなかに命を宿した以上、現実逃避できません。男性以上に戸惑いや不安が大きい!と肝に銘じておきましょう。

いきなり「いい夫婦・いい親」になれなくて当たり前

「でき婚」に限らずすべての夫婦にいえることですが、最初から「いい夫婦・いい親」になんてなれなくて当然です。

むしろ、いい夫婦・いい親に正解なんてありません。夫婦の数だけカタチがあるし、子育てにだって正解はない。

 

一緒に過ごす時間の中で、少しずつ「自分たちらしい夫婦・家族のカタチ」を築いていければいいんです。

子どもの成長に合わせて、親も成長していければいいんです。

知り合いに結婚60周年を迎えられたご夫婦がいますが、

「まだまだ夫婦として成長していきたい」

と話していてとても感動しました。

焦りすぎは禁物。結婚して数年足らずなんて、まだまだぶつかりあって当然です。

大切なのはぶつかった先に、お互いを受け入れ、理解する気持ちをもつことが夫婦円満の秘訣です。

子どもは2人のかけがえのない宝物

どんなにお互いを理解しようと努力しても、受け入れられないこともあるでしょう。前向きに考えようとしても、それが難しいときだってあります。

そんな時は、愛する子どもの寝顔をみてみましょう。

  • 子どもは2人にとってかけがえのない宝物
  • この宝物に出会えたのは、今の2人だったから

そんな風に考えると、気持ちが前向きになれますね!

「でき婚」でも幸せになれる!

今回は『でき婚は後悔する?離婚率は?でき婚カップルが円満に過ごす3つの極意』をお届けしました。

「でき婚」の離婚率は確かに高いです。もちろん、大変なことも多いです。

でも、どんなカタチで結婚や出産を経験しても、大変なことがない夫婦や家族なんていませんよね?

 

「でき婚だし、離婚するかも」なんてネガティブに考える必要はありません。

  • お互いを認め合う努力を忘れない
  • 相手に理想を求めすぎない、押し付けすぎない
  • いきなり「いい夫婦・いい親」になれなくて当たり前

以上、今回ご紹介した3つの極意が、幸せな夫婦生活のお役に立てることを願います。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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南マイコ(ままゴン/maiko)
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