こんにちは、ままゴンです。今回は子育てあるある第2段です。
2人目育児って、上の子にイライラしちゃいますよね。いわゆる「上の子可愛くない症候群」ってやつです。(この話題についてはまた別の機会に…。)
今回の”あるある”は、上の子にイライラした結果、気付かないうちに何度も口にしている「お怒りワード」を完コピするチビゴン1号についてのお話です。
目次
まさに怪獣!チビゴン1号本領発揮!
チビゴン1号はイヤイヤ期+トイトレ期
チビゴン2号出産時は、1号は2歳になったばかり。そうです、魔の2歳児!真っ只中のイヤイヤ怪獣です。
なにをするにも「イヤ!!」の連続。オムツ替えでは逃げ回り、外出するにも着替えはしない、靴は履かない。優しく言い聞かせても効果はゼロ。
春以降にのんびり始めたトイトレもことごとく失敗。
なにをするにも時間がかかり、ままゴンの中のストレスは爆発寸前でした。
育児書の定番「怒ってはダメ」なんて絶対無理!
どうにかできないかと情報を求めて調べ回るも、育児書にもネットにも「イヤイヤ期・トイトレ期は怒ってはダメ。まず受け止めて、子どもの気持ちに寄り添ってから優しく伝えよう」…
チビゴン2号のお世話と慢性的な寝不足、それに加えてのチビゴン1号のイヤイヤ攻撃!に大ダメージを受けたままゴンには、そんな心の余裕はまったくありませんでした。
「早くしなさい!」「いい加減にしなさい!」「そんなことしちゃダメでしょ!」
そんな「お怒りワード」が日常的に響いていました。
怒っては落ち込む、負のスパイラル
思うようにいかないイライラを1号にぶつけるかのごとく、毎日何度も何度も怒っては、1号の泣き顔をみて反省する日々。
毎晩、寝顔を横目に「明日は怒らずに優しく伝えよう」と思いつつ、日々進化する1号の攻撃により一層イライラしてしまう…。
そんな負のスパイラルに陥っていました。
チビゴン1号、ちっこいままゴンになる
チビゴン2号へ「お怒りワード」完コピ
そんなある日、世話好きなチビゴン1号がいつものように2号のまわりで遊んでいました。
2人の世界を少し遠巻きから眺めていると、オモチャをペロペロする2号に向かって
1号:「そんなことしちゃダメでしょ〜!」
ん?
1号:「それは舐めたりしたらダメでしょ〜?ちゃんとこうやって遊ばないと……くどくど…。」
え…?これって…?
1号:「わかった?早くしなさーい!何度いえばわかるの〜?ママのお話聞いてる〜?」
はい、間違いありません。
それは普段私が何度も1号へ言ってきた「お怒りワード」でした。
ままゴン、普通に怒られる
言葉の数が急激に増え、どんどんおしゃべりになるチビゴン1号。
ある日、私が1号との外出時に忘れ物をし、「ごめん!忘れ物しちゃったからちょっと待っててね」と伝えた際、
1号:「なにやってるの!ダメでしょ〜!ちゃんとお片づけしないからでしょ〜!」
はい、ごもっともです。反省。
普通に怒られました。しかも正論。
気付かされた客観的な自分
このチビゴン1号の姿を見て初めて気が付きました。
1号の目には私はこんな風に映っているのか、と。
注意しているポイントは伝わっているし、1号も理解はできています。ただ、口が悪い。すべてが怒り口調になっており、表情も眉間にシワを寄せています。
「そんな言い方したら相手もイヤな気持ちになるでしょ?」と注意するも、そのままその言葉が自分の胸に刺さりました。
和解の時の訪れ
上手な叱り方を考える
客観的に自分を考えたことで、育児書に書いてあった「怒ってはダメ」の真意がわかったような気がします。
そんな時、保育士免許を持つぱぱゴンからこんなことを教わりました。
“怒る”と”叱る”は全然ちがう。
感情のままに”怒る”のではなく、何がいけなくて、どうしなければいけないのかを教える意味で”叱る”ことが大切。
なるほど。深イィ〜。
チビゴン1号との和解
私は今まで、”怒る”ことしかできていなかったと気付きました。
反省した私は、2号の昼寝を見計らって1号の手を握り、今までごめんね、と伝えました。
和解の時の訪れです。
静かにお互いの目をみて、愛情を確かめ合い………たかったのは私だけ?
1号は手を振りほどいてケラケラ笑いながらいつものように部屋を駆け回り、2号の昼寝を見事に妨害。
昼寝から起こされギャン泣きする2号。
かまわずに走り回る怪獣1号。
響き渡る、今までと変わらぬままゴンの「お怒りワード」……。
なかなかね、すぐにはね、うまくいかないもんですよ。泣。
そして戦いは続く…
チビゴン1号のイヤイヤ期も、ままゴンのイライラも、そんなすぐには変わりません。
でも、少しずつでいいから自分を振り返り
今のは上手に叱ることができた
今のは感情的に言い過ぎた
もっと愛情表情を言葉にしよう
そんな風に考えながら、可愛い2人の子どもたちと向き合っていこうと思うままゴンでした。
終わりに
2人目育児は本当に大変で、日々めまぐるしく過ぎていきます。
そんな中、子どもから自分の姿を教わり、考えさせられ、前を向かせてもらえたことはとても感慨深い出来事でした。
ママも子どもと一緒に成長し、子どもがママをママにしてくれるんですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。