子育ての悩み

【第2話】子どもの付き添い入院の実態~大変だった5つのこと~ 

こんにちは、ままゴンです。

2人目が1歳にして初めて経験した「24時間付き添い入院」は想像以上に大変でした。

 

はっきりいって、

ままゴン

もう二度とやりたくない!!

 

第2話にあたる今回、「24時間付き添い入院」で体験した【大変だったポイント】をまとめてお届けします。

これが「付き添い入院」の実態です!!

 

▼▼こちらは第2話になります。第1話、第3話はこちらからどうぞ(全3話)▼▼

入院中の生活空間は子ども用ベッドのみ とにかく狭い!

まず一番初めに衝撃を受けたのが病室でした。

感染症対策として個室入院となった今回、病室内には四方に高い柵のついた小児用ベッド1台。

看護師

こちらでママとお子さんご一緒に寝てくださいね♪

ままゴン

え?ここで??簡易ベッドとかさえない感じ?!

生活空間は子ども用のベッドのみ。とにかく狭い。

しかも転落防止のために四方の柵は必ずあげておくように、との指示。

まるでオリの中にいるような圧迫感・・・。

食事もオムツ替えも授乳も、すべてをここで過ごします。

ベッドの外にお見舞い者用のイスはありますが、オリ(ではなくベッド)の外に出ようものなら、子ども大号泣!!!

赤ちゃんの時期にママが苦労する「後追い」の3倍くらいママべったりになります。

そりゃ、子どももオリ(ではなくベッド。笑)の中に残されるのは不安ですよね。

トイレへ行くにもナースコール 付き添いママに自由はありません

入院中は24時間の点滴をつけることに。

子どもの場合、点滴を抜いたりしないように、骨折の時のようにしっかりと固定します。

それでも、子どもに点滴の扱いなんてわかるはずもなく、管の上に座ってしまったり、手足にからまってしまうこともたびたび起こります。

エラー音が鳴るたびにナースコール。

ままゴン

何度もすいません・・・。

看護師

いいんですよ~いつでも呼んでくださいね~

看護師さんのやさしさに救われつつ、それでもなんだか肩身はせまい。
なるべくエラー音を出さないよういつも気を張っていなければなりませんでした。

困ったのはママのトイレタイムです。

ママがベッドから出るだけで大号泣。追いかけたりジタバタしたりで点滴の管がぐちゃぐちゃに・・・

結果、ママのトイレのたびにナースコールすることに。

ままゴン

すいません。トイレに・・・

看護師

あっ・・・は~い

いくらやさしい看護師さんでも、忙しい時間帯に大人のトイレ都合で呼ばれるのはちょっと、という雰囲気を感じながら、なるべく急いで用を足す。

トイレさえゆっくりできないのか・・・泣

付き添い入院の悲しい現実に直面した瞬間でした。

付き添い入院中、ママの食事やお風呂は自己責任

「24時間付き添い入院」といわれているにもかかわらず、大人の食事は出ませんでした。

自費でもいいから出してもらえないものか、と確認してみましたが、付き添い者は病人ではないため、病院食は出せないとのこと。

結果、空いた時間に院内の売店やコンビニで買ってきたものを食べることに。

ん?空いた時間??

そんなものはほぼありません。
子どもが寝ている間も、いつ寝返りして点滴がからまるかもしれないと思うと、そばを離れられません。

どうにかして買い出し時間を作りだし、そこで日持ちするカップ麺やら菓子パンやらを買い溜めしてしのぎました。

付き添い者のお風呂に関しても基本は自己責任。

院内ではシャワーを借りることもできるようでしたが、時間や予約にかなり細かい制限があるうえ、入浴中、誰かに子どもをみていてもらわなければなりません。

今回入院した小児病棟には、平日のみ保育士さんが1人だけ。

付き添い者はお風呂に入るのもかなり苦労するという実態と直面しました。

上の子に会えない日々 精神面へのケアがなによりも大切!

小児病棟の多くは、12歳未満の子どもは面会できない場合が多く、病棟内への立ち入りさえ許可されないことも。

結果、入院期間中は上の子とまったく会えない、会えたとしても付き添い交代の合間のみ。

これは上の子にとってはかなりのストレスだったようで、退院した今でも、突然、夜泣きするようになりました。

「予定入院」とはちがい「緊急入院」は誰にも予期できません。

何の前触れもなく離れ離れになるという出来事は、小さな子どもの心に大きな負担を与えてしまったようです。

入院期間中、パートナーや祖父母の協力を得ることでなんとか上の子の世話はできました。

しかし、精神面へのケアはママがもう少し気を配るべきだったと反省しています。

ままゴン

ごめんよ、わが子

仕事の調整はママ1人?パパや家族も協力を

子どもの付き添い入院は、仕事を持つママにとっては大きな負担になります。

ママ1人がすべてを背負うのではなく、パートナーや周囲の家族が協力し、調整しあうことで負担を分散させることも重要です。

今回の場合、私が長期の休みを取得して付き添いを担当、

旦那は遅刻・早退などの時間調整を行い、上の子の保育園送迎や家事などを担当してくれました。

保育園が休みになる土日は、祖父母の家に上の子をお泊りさせてもらいました(祖父母の家への送迎は旦那が担当)。

周囲の協力がなければ、もっともっと大変だったかもしれない。

では、親族が遠方に住んでいたり、どうしても協力が得られないママはどうやって乗り越えているのか

仕事を休むことで生じる収入ダウンには、どうやって対応しているのか

今回の付き添い入院を通じ、家族の協力を大切さを痛感すると同時に、社会的にもっと改善すべきポイントも多いのではないか?と気付かされました。

24時間付き添い入院 もっと付き添い者に寄り添うべきでは?!

今回は【子どもの付き添い入院の実態~大変だった5つのこと~】をお届けしました。

実際に体験し、こんなにも大変なのか?!と衝撃を受けました。

長期の入院が必要なご家族は、この何倍も大変な思いをされているのかと思うと、胸が痛みます。

入院中、一番がんばっているのは子どもたち

しかし、子どもが頑張っているんだから、ママが無理してがんばるのは当たり前?というと、疑問を感じました。

ママが疲れ切っていたら、子どもの前で笑顔でいられないことも

ママが疲れた顔をしていたら、傷つくのは子どもたち

24時間の付き添い入院が必要であれば、もっと付き添い者への配慮や、手助けをする体制を整えるべきでは?

 

現状をかえたい

みえないところで苦しんでいるママたちの声を伝えたい

たとえ小さくても、声をあげることで少しでも何かを変えることができれば・・・

そんな想いを込めて

第3話では、もっと改善するべきでは?と感じたポイントをまとめています↓↓

 

▼▼ママたちを助けたい!気になる第3話はこちらからどうぞ(全3話)▼▼

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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南マイコ(ままゴン/maiko)
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