こんにちは、ままゴン(@mamagonchibigon)です。
今回は2人目育児の大きな壁「上の子可愛くない症候群」についてお届けしていきます。
「上の子可愛くない症候群」ってつらいですよね。
下の子のお世話でいっぱいいっぱいで上の子にどうしてもイライラしちゃう。でもそんな風に思う自分に負い目を感じて人に相談できない・・・。
最初にいっておきますが、ママはまっっっったく悪くありません(笑)
この記事を読めば、「上の子可愛くない症候群にはちゃんとした原因がある」「ママにはママの役割、パパのはパパの役割がある」ということがわかります。
自分のやるべきことがはっきりするのでモヤモヤしていた気持ちが整理でき、夫婦でそれぞれの役割を話し合う材料として活用することもできます。
でもぶっちゃけ、旦那がまったく使い物にならない!全然理解してくれない!!!
そんな風に感じているママも多いですよね。
あれもこれも旦那に期待するのはやめましょう、期待するだけこっちが疲れるし損するだけです(笑)
パパの役割はたったの2つ
これだけでママの負担がウソのように軽くなりますよ♪
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そもそも「上の子可愛くない症候群」ってなに??
2人目の子どもが生まれると、なぜか上の子にばかりイライラしてしまう・・・というママはとても多いです。
自分でもそのイライラが抑えられず、
抱きしめたいのにうまく笑えず、
上の子だって可愛いはずなのにいっぱいいっぱいになってしまい、
ついつい感情的に怒ってしまう・・・。
「こんな母親じゃだめだ」と自己嫌悪に陥り、でも2人の子育ては待ったなし!!
これがいわゆる「上の子可愛くない症候群」です。
2人目育児の大きな壁
果てしなく高い壁に思えてしまいますが、上の子可愛くない症候群はあくまで一過性のもの。
この壁をうまく乗り越えることが、その後の家族との絆を深めることにつながります。
上の子だって可愛いのにはずなのに・・・原因は?
ホルモンバランスの乱れ、育児ストレス
まずはこちらのCMをご覧ください。
数年前に放送されていた「ルナルナ」のCMです。
このCMは、女性が生理前になんともいえずもやもやする気持ちをとてもわかりやすく表現しています。
- なんか眠いと思ってたら、きてしまった(生理が)
- ぼーっとする
- 花にさえイライラする
- 人に会いたくない
- うまく笑えない
CMの中で、女優の満島ひかりさんが静かなナレーションとともに絶妙にけだるい感じの女性を演じています。
女性はホルモンバランスに大きく左右されながら生きています。
だって、ただきれいに咲いてる花にさえイライラするんですよ??
男性からしたら想像しにくいかもしれません。
ただ、このもやもやした感情は自分でコントロールすることが難しいのです。
(症状がひどいと、ホルモン剤の治療が必要な方もいるくらい)
出産後、女性のホルモンバランスは大きく崩れます。そこに、子育てでの負担やストレス、プレッシャー、上の子の強すぎる自己主張・・・。
花にさえイライラする女性が、上の子にイライラするのは止められませんよね(笑)
赤ちゃんを守らなきゃ!という母親の防衛本能
母親には「赤ちゃんは弱いもの。外敵から守らなければならない」という防衛本能があり、父親よりも強くそれがはたらきます。
上の子はママにかまってほしいがために、赤ちゃんに危害を加えてしまうこともあります。
ママは赤ちゃんを守るために本能的に上の子にイライラしてしまうのです。
上の子のイヤイヤ期・赤ちゃん返り
「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」ということばが存在するくらい、この年代の子どもは第一次反抗期を迎え、自己主張が激しくなります。
やることなすことすべてが「いやっ!!」
これは大切な成長過程ですが、毎日毎日それに向き合うママはけっこう・・・というかかなり大変です。
それに加えて、赤ちゃんが現れたことによる「赤ちゃん返り」
ただでさえ下の子のお世話で大変な毎日に、イヤイヤ怪獣の攻撃を受ければ、誰だってイライラします。
自分の悪い部分を見ているような気持ちになる
「上の子可愛くない症候群」は、特に上の子が女の子(ママと同性)の場合に強く感じることがあるといわれています。
上の子が成長するにつれ、良くも悪くもママのまねをするようになります。
自分のみたくない部分や、よくない口癖をまねされたり。
普段なら可愛くみえる場面でも、火に油を注ぐようなタイミングだとママはイライラしてしまうものです。
ママとパパ 求められる役割とは??
筆者が「ママとパパの役割のちがい」に気づいた理由
私が今回のポイントである「ママとパパの役割のちがい」に気付いたのは、私の大好きなブロガー「三十路男」さんの記事を読んだことによります。
とても子煩悩な三十路男さん。記事からは奥様とお子さんへの愛情があふれています。
この記事は、「上の子が可愛くない」なんていわないで!上の子は可愛いんだ!!ということが強く伝わってくる記事です。
こんな風にストレートに家族を愛することができる男性はとても素敵です。
そして、それこそがパパに求められる役割なのでは?と気が付いたのです。
ママの役割
ママの役割は、上の子と赤ちゃんのお世話をすること。もちろん旦那さんと協力し合いながらです。一人で抱え込む必要はありません。
文字にするとたったこれだけですが、これが本当に大変なことです。
赤ちゃんの授乳、オムツ替え、上の子の食事の支度、着替えや片付けを自分でできるよう声掛け、トイトレ、お風呂、寝かしつけ・・・
育児ストレスでイライラしようと、夜間授乳で寝不足だろうと、子どものお世話に待ったなし!!
ママはお世話をするという役割だけでも大仕事です。
パパの役割←ここ重要
パパの役割はたったの2つ
- ママがお世話に追われて注ぎ切れていない「上の子への愛情を表現し、伝えること」
- ママのケア
これだけです。それぞれ詳しくみていきましょう。
1.上の子への愛情を表現し、伝えること
ママにだってもちろん上の子への愛情はあります。今までとなにも変わらず、ママの心の中には上の子への愛情があふれています。
しかし、育児に追われ、ストレスに押しつぶされ、ホルモンバランスにふりまわされ、それを表現できなくなっているのです。
だって、花にさえイライラする状態ですよ?←2回目
そこで重要なのがパパの役割!!
パパだけが今までと同じように上の子に愛情を伝えることができる存在なのです。
上の子は、ママの胸の内に隠れている愛情に気付く、なんて難しいことはできません。
愛に飢え、抱きしめてほしいはず。ママもそれはわかっているんです。
うまく表現できないママの分の愛情をパパがストレートに伝え、表現し、上の子の気持ちを満たしてあげること
パパだからこそできる重要な役割ではないでしょうか。
2.ママのケア
そしてもうひとつ大切な役割が、ママのケア。
上の子に対してイライラしてしまう、ママはそんな自分を責めてしまいがちです。
パパはママの一番の理解者
大切なパートナーだからこそ、ママのイライラする気持ちや上の子に愛情を伝えられないもどかしさに寄り添うことも大切な役割です。
ママのこころの負担が軽くなることで、気持ちに余裕がうまれ、上の子と向き合う時間だってできるのです。
この時期に一番注意すべきこと!
「上の子可愛くない症候群」はあくまで一過性のものだといわれています。
しかし、いくら一過性とはいえ、この時期に注意すべきこともあります。上の子のこころにキズをつくらないよう、夫婦間にみぞができないよう、十分注意しましょう。
上の子に感情を悟られるな!
いくら上の子にイライラしてしまっても、「可愛くない」という感情を上の子に悟られないようにしましょう。
一過性のもので、ママが上の子にまた愛情を注げるようになった時、上の子のこころに埋められないキズができてしまってはもう遅いのです。
イライラしても、感情的な言葉をぶつけることは控えましょう。
1日に数回でも、上の子だけをハグする時間をつくるのがオススメ
どんなにイライラしていても、スキンシップをとったり「大好きだよ」と言葉で伝えることで親子の絆を深めることができますよ♪
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禁句ワードは使わない!!
上の子は自分で望んでお兄ちゃん、お姉ちゃんになったわけではありません。
「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんでしょ?!」という言葉は禁句ワードです。
こういわれてると、上の子は赤ちゃんをねたみ、余計いじわるをしてしまうことにもつながります。
パパはママを責めてはいけない
育児中、なんでもないようなことにもイライラするママ。上の子に厳しく叱るママ。
パパはそれでもママを責めないでください。
もしママがイライラしすぎているようなら、ママを責めるのではなく、ひとりの時間をあげてください。
パパがママの一番の理解者であることが、その後の夫婦関係を良好に保つことにもつながります。
ママは自分を責めてはいけない
「自分はダメな母親だ、母親失格だ」と、まじめで一生懸命なママほど自分を責めてしまいがちです。
しかし、自分を責めてもなにひとついいことはありません。
自分はがんばってる!と、自分を認め、イライラすることも含めて自分を受け入れることが、この時期を乗り越える有効な手段のひとつです。
ただひとつ、断定できること
上の子は可愛い!!!
これだけは断言できますが、いくらイライラしていようと、厳しく叱ってしまおうと、
ママだって『上の子は可愛い』んです!
それがうまく表現できなくなってしまうだけで、日々いろんなことに追われ、一時的にみえなくなってしまっているだけで、
上の子も赤ちゃんも、どっちも可愛いんです!!
赤ちゃんができたことで、100%注いでいた愛情が10%に減ってしまったわけじゃないんです!!
どっちも100%可愛いんです!!!
「上の子可愛くない症候群」なんて呼び方が悪くないか??
そもそも「上の子可愛くない症候群」なんていう呼び方がおかしいと思いませんか??
そんな呼び方だから、ネガティブなイメージしか抱かないし、
その時期にいるママたちは自分を責めるし、すんごく悪いことしてるような感覚になるし・・・。
この呼び方が浸透してるから、ちょっと上の子にイライラしただけで「あれ?もしかして、上の子のことを可愛く思えなくなってる?」って勘違いしてしまう!!
「上の子可愛くない症候群」という言葉がなくなり、もっとポジティブな名称が浸透していくことを願います。
例えば・・・
今日のまとめ
今回は「【上の子可愛くない症候群】母親と父親の役割はまったくちがう!求められる役割とは?」についてお届けしてきました。
この時期は子育ての中で最も大変な時期といえるかもしれません。
この時期を家族でうまく乗り越えることが、絆の深まる良好な家族関係を築くことにもつながります。
ぜひみなさんで、ポジティブな名称を考え、世に浸透させていきましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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